大阪府における宅地建物取引業免許(知事免許)の更新申請について、具体的な流れと必要書類を詳しくご案内します。
提出期限・受付窓口
提出期間:免許の有効期限満了日の 90日前~30日前(例:5月末満了なら2月末~4月末まで)
提出先:大阪府咲洲庁舎2階 建築振興課「宅建業免許申請窓口」(受付時間 9:30~17:00)
注意:更新案内は届かないため、自身で期限管理が必要です 。
提出部数
正本1部・副本1部(副本も添付書類含め完全なコピー) 。
必要書類リスト(法人・個人共通+法人特有)
共通書類
1. 免許申請書(第1~第4面)
2. 略歴書(代表者・専任宅建士等)
3. 代表者等連絡先調書
4. 誓約書
5. 専任宅建士設置証明書
6. 宅建士名簿
7. 事務所周辺地図(駅からの距離・所要時間記載)
8. 事務所写真・レイアウト図(更新時も最新6ヶ月以内)
9. 事務所使用権限書類(賃貸借契約書または登記簿等)
10. 宅建士・役員等の身分証明書・未成年登記証明書(3ヶ月以内取得の原本)
法人特有
登記事項証明書(履歴事項全部証明書/登記簿謄本 原本・3ヶ月以内)
宅建業経歴書(直近5年)
財務諸表(貸借対照表・損益計算書/直近1年分)
納税証明書(法人税・所得税/直近1年分)
個人特有
資産状況書面(直近1年)
住民票抄本(マイナンバー記載なし)
手数料・実費
登録免許税(更新):33,000円(POS納付可。現金・クレカ・電子マネー対応)
証明書類取得費用:住民票・登記簿・納税証明などは数百~数千円程度
交通費・郵送費:不要であればカット可能
審査・免許交付
審査完了まで約5週間(内容により前後)
完了後、新免許証が交付され、書類返却(受付印付副本)あり
注意ポイント
期限超過…失効扱いとなり、新規申請扱いに
変更事項…法人役員・宅建士・事務所などに変更がある場合、更新と同時に変更届の提出が必要です
専任宅建士の要件…設置人数・兼務状況が法令に沿っていることが条件
まとめ
大阪府での宅建業免許更新申請は、以下をしっかり準備することが重要です:
1. 更新期限を自身で厳守(90〜30日前)
2. 必要書類を正本・副本ともに完全に揃える
3. 登録免許税を期限内に納付
4. 内容不備があれば速やかに補正対応
5. 変更があれば同時手続き
さらに、行政書士に依頼する場合は以下の点でスムーズ&安心になります
書類作成・ダウンロード・整理
添付原本収集・申請代理(窓口同行・郵送)
補正連絡対応や変更届の整備
是非ご相談くださいね。
↓
「行政書士辻澤孝文事務所」ホームページ
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